魚卵(GYORAN)

虎河豚白子の握り寿司の画像
虎河豚白子の握り

虎河豚白子の握り

【握り寿司: 魚卵】
白子は魚の精巣です。白子の旬は最も寒くなる1月から3月にかけてです。白子にもいくつか種類があります。例えば、マダラ、フグなどの白子があります。

トラフグの白子は毒とは無縁ですが、フグの種類によっては毒を持つものもあるため、調理には専門的な知識と技術が必要です。危険な食材という印象がある一方で、トラフグの白子は何ともいえない濃厚な旨味を持ち、美食の極みともいわれる冬の味覚です。その他の魚の白子も濃厚でおいしいですが、トラフグの白子は、なめらかでクリーミーな口当たりと、クセのない上品な香りが特に高く評価されています。トラフグの白子の濃厚な旨味は、辛口の純米酒はもちろん、旨口の日本酒ともよく合います。

寿司では、表面を軽く炙って香ばしさを引き出し、中はとろけるようなクリーミーな食感を楽しめるように仕上げることが多くあります。12月中旬から3か月ほどしか味わえない希少な旬の食材であり、多くの寿司職人が冬の代表的な高級ネタの一つとして大切に扱っています。

(2026年6月29日加筆)