【握り寿司: 白身】タイセイヨウサケ(Salmo salar)はサケ科のサルモ属に分類される。学名の「salmo」は「サケ」を、「salar」は「飛び越える」を意味する。英名は Atlantic salmon(アトランティックサーモン)。欧州で単に「Salmon」といえば、タイセイヨウサケを指すことが多い。
野生資源が危機的な状態にある現在、回転寿司やスーパーマーケットに流通しているタイセイヨウサケの大部分は養殖魚によって賄われている。養殖はノルウェーをはじめ、カナダやロシア、イギリス、チリ、オーストラリアのタスマニア島などでも行われており、安定した品質のものが回転寿司向けに供給されている。養殖魚は人工ふ化した魚を配合飼料で育てるため、人体寄生虫の心配が少なく、生食用として安心して提供できる。
日本では「タイセイヨウサケ」という言葉自体にはほとんど馴染みがないが、回転寿司では定番ネタとして非常に人気が高い。ムニエルやステーキ、刺身、缶詰、燻製などとしても利用されるが、特に「サーモン」として握りや炙り寿司で提供されることが多い。スーパーマーケットで「ノルウェーサーモン」や「アトラン」と表記されている。
アトランティックサーモン(養殖のタイセイヨウサケ)は、脂が均一にのって口の中でとろける甘みが特徴で、クセが少なく初心者でも食べやすい。酢飯や醤油との相性が良く、炙ることで香ばしさと脂の甘みのバランスも楽しめる。また、オメガ3脂肪酸や高品質タンパク質を豊富に含むため、回転寿司で子供からお年寄りまで幅広く人気のあるネタである。
【タイセイヨウサケの基本データ】
分類:サケ目サケ科タイセイヨウサケ属
学名:Salmo salar Linnaeus, 1758
魚名の由来:主に北大西洋に多く生息・回遊しているサケであることに由来します。
ノルウェー
通年