【握り寿司: イカ・タコ】ゲソとは魚介名ではありません。一般の方もよく知っている寿司の専門用語の一つです。
ゲソとは、イカの10本ある足の事を指します。
なぜイカの足がゲソと呼ばれるようになったかと言いますと、昔、日本で客などが脱いだ履物の事を下脚(ゲソク)と呼んでいた。それを預かり、その番をする人が10足単位で、ヒモでくくっていたことからきています。
ゲソは軽くボイルしても、焼いてもいい。大きい物は足先の薄皮をそぐように包丁を入れ、足先を揃えるように切り落とします。煮ツメなどを塗って、握りにして食べると、シコシコとした食感と磯の香りがたまらない物です。酒飲みのつまみにもなります。私見を言えば、墨烏賊の子供のゲソはとても柔らかくて格別である。