【握り寿司: 白身】フェダイは、本州中央部以南と南シナ海に分布しています。体長は30~40cmです。体色は淡い赤色で、ひれは黄褐色です。沿岸のサンゴ礁域に生息し、肉食性です。正式名はただの「フエダイ」ですが、魚体に白い点状の模様があるから市場では「シロホシフエダイ」と呼ばれることが多い。
フェダイは、九州以南の南日本において、古くから重要な食用魚として利用され、刺身、塩焼き、煮物などとして供されます。肉は透明で柔らかく、滑らかで風味豊かで、美しい白身は寿司ネタとして高く評価されています。
しかしながら関東地方ではほとんど流通していません。どちらかと言えば、観賞魚の扱いかもしれません。産直で鹿児島などから仕入れる寿司屋の一部が提供している程度です。一方、熊本や鹿児島などの寿司屋では、白身を代表する寿司ネタとなっている。後味が良く、白身にしては珍しくコクがあり、酢飯に合わない理由がない。
それと最近、様々な要因が重なり、関東でも徐々に入荷が増えておりますが、高級割烹や一流寿司店しか買えない高値ではある。
【笛鯛の基本データ】
分類:スズキ目タイ科マダイ属
学名:Pagrus major (Temminck and Schlegel,1843)
地方名:シラホシフエダイ(鹿児島)、イナクー(沖縄県)、アカンチャ(宮古)、キースビ(奄美大島)
魚名の由来:魚体に白い点状の模様があることから。
沖縄 鹿児島 熊本
春~夏