【握り寿司: イカ・タコ】ホタルイカは日本海、北海道以南から土佐湾にかけての太平洋側に分布する。200~1000mの深海に生息する。外套長は約7cmです。外套膜は細長い円筒形です。全身に数百個の粒状の発光器があり、青緑色に発光するイカとして知られる。富山湾のホタルイカ漁は3月1日に解禁される。
富山湾では毎年3月から6月上旬にかけて産卵のため蛍烏賊の大群が現れる。網を上げた時、大量の蛍烏賊が青白く発光する様子は、富山県の春の風物詩になっている。すしネタには生のままも、茹でた物もある。生食は内臓を取って食べることがルールになっている。軽く茹でた身は柔らかく、濃厚な肝の旨みが口に広がる一品だ。
【ホタルイカの目利き】
ボイルしたものは姿がふっくらしていて、表面の色艶がよく、乾いていないものを選ぶ。一方、生ホタルは表面の色艶が良く、白くなっていないものが新鮮です。
【ホタルイカの基本データ】
分類:ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属
学名:Watasenia scintillans (Berry,1911)
地方名:マツイカ(富山県)、コイカ(高知県)
由来:蛍のように光る様子から、その名が付いた。